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議会活動

指定管理者の不正を指摘、2,500万円の返還を実現

地獄蒸し工房鉄輪

2016年、安部一郎が市議会常任委員会において地獄蒸し工房鉄輪の指定管理者であった法人の会計における矛盾を指摘しました。
結果として当該法人が4年間に渡り収益を2,500万円低く申告していたことが分かり、損害賠償金として別府市に24,256,656円が返還されました。余剰金として別府市に発生した7,473,595円については、湯けむりライトアップ筋湯温泉改修・補修、防犯カメラの設置、鉄輪マップ及び句碑の建立など「鉄輪地域の活性資金」に充当されることが決まりました。

市が指定する管理業者の不正は許されることではありません。そしてチェックするのは議会の責任でもあります。「公正で公平」な業者選定をするには、業者選定において行政職員を中心とするのではなく、専門家を入れた民間主導型の選定を行うべきだと安部一郎は考えております。本件についても指定管理者に対する管理監督が出来ていれば防げた問題だと思っています。

当初、当該法人を指定管理者とする議案が提出されていましたが、本件によって議案は撤回されました。議案の撤回は実に34年ぶりです。
議案の中身を精査した議会と、素直に指摘を受け止めた行政の連携によって、不適切な指定管理者を選んでしまう事態を阻止できました。

今後も、より良い市政実現のため、チェック機関という私たちの役割を果たすことで市と協力していきたいと思います。

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